「このままでいいのかな?」と感じた、あの朝
かつての私は、夫婦で会社員として働いていました。
毎朝、決まった時間に駅に向かう生活。
ふとした瞬間に浮かんだのは、こんな言葉でした。
「私、このまま何十年も、誰かの正解をなぞって生きるのかな…?」
安心はある。
でもどこか、自分の人生を生きていないような感覚がありました。
ちゃんとやっているのに、
どこか“置いてけぼり”になっている自分の声。
そんなモヤモヤが、胸の奥にずっと残っていたんです。
小さな“気づき”が、世界の見え方を変えた
そんな中で出会ったのが、異文化で自由に生きる人たち。
自分の意志で働き、自分の言葉で人生を語っている。
あの姿に、私は衝撃を受けました。
「私も、本当はこうやって生きたかったんだ」
「“正しそうな道”じゃなく、“自分で選んだ道”を歩きたい」
その瞬間、
ずっと眠っていた自分の声が目を覚ましたような感覚がありました。
なぜ“気づく”と、人は変われるのか?
私が届けたい「気づき」は、ただのひらめきや共感の言葉ではありません。
自分の中にすでにあった“本音”や“願い”に、自分で気づくこと。
これが、私にとっての「気づき」です。
人は、自分で気づいて初めて、
「動かなきゃ」ではなく、「動きたい」に変わる。
「頑張らなきゃ」ではなく、「やってみたい」に変わる。
ずっと締めつけていた靴を脱いで、
自分の足で地面を踏みしめたような、そんな感覚。
自分で自分に“OK”を出せたとき、ようやく人は前に進める。
だから私は、
気づきを与える人になることを“働く目的”にしたいと思ったんです。
働く目的は、「視野がひらける瞬間をつくること」
私にとっての“働く意味”は、
「もっと収入を増やす」とか「人にすごいと言われる」ことじゃありません。
お金を稼ぐことはもちろん大事。
でも、それ“だけ”を目的にする生き方ではなくなりました。
私が大切にしたいのは、
自分の内側にある願いや違和感にちゃんと向き合って、
その納得感のある道で、人の役に立てること。
自分の中にある本音に光を当てて、
「これだったんだ」と気づくきっかけを届けたい。
人は、自分の中に答えを見つけられたとき、自然と行動できる。
私は、“視野がパッとひらける瞬間”をつくる人になる。
それを仕事にする。
そのためなら、今はどんなことにも挑戦してみたいと思っています。
私の“人生の軸”は、「納得感」
気づきの先に、もう一つ見えてきたことがあります。
それが、人生の“軸”にしていること=納得感です。
✔︎ 人に流されず、自分の声で選びたい
✔︎ 納得できない選択は、どこかでエネルギーが尽きる
✔︎ 「これって本当に私がやりたいこと?」と問い直し続けたい
やりたいことのカタチは、まだ定まっていません。
でも、届けたい価値と、自分の違和感に向き合う覚悟は育ってきました。
私は、“納得感のある一歩”を選び続けることを、人生の軸にすると決めました。
今、私が選んでいる働き方
現在は、夫婦で会社を卒業し、個人事業という道を歩いています。
夫は物販、私は子育てをしながら、空いた時間でブログを書いています。
それぞれのペースで、
「自分の働く目的に合う働き方って、他にもあるのかな?」と、
少しずつリサーチを重ねながら、日々試行錯誤しています。
見た目はちょっとバタバタだけど、
心の中には、確かな「納得感」がある。
「これは、私が選んだ道だ」
そう思えることが、今の私にとっての働く意味になっています。
おわりに|“気づき”は、人生を取り戻す一歩目
ここまで私は、
- モヤモヤしていた過去
- 自分の中にあった本音との出会い
- 働く目的に気づいた瞬間
- そこから見えた人生の軸「納得感」
- 今、実際に選んでいる働き方
を、一つひとつ丁寧に言葉にしてきました。
これは「正解」を見つけた話ではありません。
「問い続ける姿勢」を、自分の働き方として大切にしている記録です。
このブログでは、
そんな“問いの途中経過”を、ありのまま綴っていきます。
「なんか、ちょっと勇気出たかも」
そんなふうに、誰かの視野がふわっとひらくきっかけになれたら、
それが私にとっての最高の働き方です。
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