💬はじめに:未来が不安になったとき、何を話す?
結婚してすぐ、私たち夫婦は
「お金のことって、ちゃんと学ばないとね」と話し合って、
両学長のYouTube『お金の大学』を一緒に見はじめました。
そこから家計を見直し、
コツコツと貯金を積み上げて、
「生活費1年半くらいはなんとかなるかも」って状態に。
でも——
旦那が「育休を取りたい」と言い出した瞬間、
胸がザワザワ…。
「え、それって大丈夫?生活費、足りる?」
「ただ減っていくばかりのお金…怖い…!」
今回は、そんな“お金の不安”と
どう向き合って乗り越えてきたかをリアルに綴ります。
副業を本業にしていきたい方。
育休・子育て・働き方にモヤモヤしてる方へ、
なにかヒントになればうれしいです。
📌目次
- お金の話=なんとなく避けてた理由
- コロナで感じた「このままじゃヤバい」未来
- 副業スタート。3年目でやっとじわじわ
- 本業へ切り替える前に「生活費のシミュレーション」
- 怖さが安心に変わった、私たちの一歩
1. お金の話=なんとなく避けてた理由
お金の話って、ちょっと気まずくないですか?
うちの家計は、結婚当初から私が管理して
旦那にはお小遣いを渡すスタイル。
お互いの収入も貯金も全部オープン。
だけど「ちゃんと話す」ってことは、あまりしてこなかったんです。
なんとなく…ね。
言わなくてもまぁ、なんとかなるでしょって。
でも、副業を本業にするかも?という話になって、
それじゃ済まない場面がやってきたのです…!
2. コロナで感じた「このままじゃヤバい」未来
共働きのときは、外食多め・旅行もまあまあ・ボーナスもあったし、
「いけるでしょ」精神で過ごしてました。
でも、コロナの影響でボーナスがほぼ半減。
「子ども産まれて、1馬力で、これは…さすがにヤバい…?」
そこから「子ども3歳までは家で見たいな」という気持ちと
「でもお金大丈夫?」という葛藤がずーっとありました。
3. 副業スタート。3年目でやっとじわじわ
副業として物販を始めたのは2020年ごろ。
まずは自分の貯金から在庫を仕入れて、
少しずつ売って、ちょっとずつ利益が出るように。
でも、もちろん最初からガンガン稼げるわけもなく、
1〜2年目は思ったように現金が回らず。
在庫はあるのに、手元のお金はなぜか増えない。
売れてるのに…あれ、現金どこいった…?
そんなモヤモヤ期を経て、3年目。
ようやく在庫の回転や利益の感覚がつかめてきて、
じわじわ、じわじわ…ようやく前に進みはじめました。
4. 本業へ切り替える前に「生活費のシミュレーション」
私は育休をとらずに会社を退職。
育休は取らず、旦那の収入1本に。
そして娘が生後3か月のとき、
旦那が「育休取りたくて…」と言い出しました。
ちょ…ちょっと待って!?
育休は満額じゃないって知ってる!?
今まで共働きで「貯金が増える喜び」に浸っていた私にとって、
ただでさえ1馬力になるのに、
そこにさらに「貯金が減っていく未来」が重なって——
もう、怖くて怖くて仕方なかったんです。
そんなとき、私は一人で紙に今後かかる費用をざっくり書き出しました。
もともと1馬力を見越して、
新築マンションから築古アパートに引っ越していたこともあり、
家賃は月2万5千円ダウン。これは大きかった!
外食も、以前は週末ごとに駅前で外食、月8万円…なんてときも。
それが田舎暮らしで自然と1万5千円くらいまで落ち着いていました(笑)
他にも、
- 携帯代は一番安いプランに乗り換えて、夫婦で月6,000円に
- 保険も「本当に必要?」と見直して、シンプルなプランに変更
→ 約1万円の節約に成功!
こんなふうに、まずは“固定費”を洗い出してから、
変動費もできるところから意識して整えていきました。
節約家ってほどじゃないけど、
「節約だー!我慢だー!」とならない程度に、
“自分たちでできる限り”を楽しみながらやってきた感覚です☺️
5. 怖さが安心に変わった、私たちの一歩
そんなときに支えになったのが、
両学長が言ってたこの言葉でした。
「副業→本業にするなら、生活費2年分の貯金があると安心」
私たちもそれを目標にしていて、
実際には1年半分くらいはクリアできていたんです。
でもいざ「お金が減っていく」と思うと、
なぜかめちゃくちゃ怖かったんですよね。
「今まで頑張って貯めてきたのに…」
「この先、底ついたらどうしよう…」
なんだか、“減る”=“失う”みたいに感じてしまって。
そんなとき、紙とペンを持って静かに自問してみました。
「この貯金、何のために貯めてきたんだっけ?」
答えはめちゃくちゃシンプルでした。
- 子どもとの時間を大切にしたい
- 自分たちの働き方を見つけたい
- 人生の選択肢を持てるようにしたい
…それじゃん!
このとき、やっと「今がその“使うとき”なんだ」と思えて、
ふっと肩の力が抜けたんです。
夫婦で話し合って決めたのは、
「副業で月10万円以上が安定して出せなかったら、
もう一度転職・再就職もありにしよう」
でも逆に言えば、
「月10万円以上が現金で手元に残るなら、
今までの貯金で補いつつ、本業として勝負しよう!」
ってこと。
そのうえで…
「最悪働けばなんとかなるしね!!」
この“逃げ道”をあえて作ったことが、
めちゃくちゃ大きかった。
精神的には、非常口の存在を確認できたくらい(笑)
「お、ここからなら逃げ道あるな」って、ちょっとだけホッとする感じです。
「チャレンジしてみる価値あるじゃん」って思えたし、
不安が「見える化」されたことで、安心にもつながったんです。
それに、育休をとるって話をした最初のタイミングで
この話ができたのも、本当によかった。
夫婦で同じ目標が常にある、っていう意識があったから、
“よし、やってみよう”って気持ちに自然となれたんです。
📝まとめ
お金の話って、避けがちだけど——
実は一番大事な“未来の話”なんだと思います。
漠然とした不安は、見えるようにすると消えていく。
そして、パートナーと「同じ地図」を見ながら話すと、
ちゃんと次の一歩が見えてくる。
不安があったからこそ、
今の選択をする覚悟もできました。
そしてなにより、
お金の話って「不安になったからする」のではなくて、
「選択肢を増やすために、話すもの」なんだなと思いました。
夫婦でどこまでお金の話、できていますか?
今、不安の“正体”って、見えていますか?
この記事が、そんな小さなきっかけになればうれしいです☺️
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