夫婦ですれ違うのは、悪気があるからじゃなかったのかも。
これって私だけ?と思ってたけど、違いました。
子育て中、夫に対して「なんで?」と思う瞬間ってありませんか?
「なんで気づかないの?」
「どうしてこれができないの?」
「私ならできるのに…」
そうやってついイラッとしてしまう。でも、どこかで「責めたくない自分」もいて。
私もそんな気持ちを繰り返していました。
でもある日、“男女の脳の使い方の違い”を知って、
「ああ、そういうことかも」
と、少しだけ笑えるようになったんです。
🍳「ちょっと見てて」が伝わらない、あの夕方
ある日の夕方。私はキッチンで夕飯の準備中。
夫はダイニングでパソコン作業、子どもはリビングで遊んでいる。
私「ちょっと見てて〜。作業しながらで大丈夫だから」
夫「はーい」
数分後、ふと見ると――
子どもが「おもちゃ取って〜」と無言アピールしてるのに、夫は画面に全集中。
「……見ててって言ったの、聞こえてた?😂」
ようやく立ち上がった夫は、今度は作業を完全にストップして、子どもと一緒にテレビの前へ。
「ううん、作業しながらでよかったのよ〜笑」
「“全集中”じゃなくて、“ちょっと見守って”だったのに〜!」
ちなみに、うちは夫が家で仕事しているので、もちろん仕事してほしいし、してくれていいんです。
でも、できれば“ちょこっと気にしてくれると助かる”っていう…その温度感が、なかなか伝わらない。笑
🥣離乳食も、ご飯も、“同時”って難しいの?
夫が離乳食をあげてくれる日。
私は自分のご飯を食べながら、合間に子どもにスプーンを。
でも夫は――
自分のご飯、完全に手つかず。子どもに全集中モード。
私「食べながらで大丈夫だよ〜」
夫「うん(←でも食べない)」
湯気が消えたご飯を見つめながら、夫はぼそっと。
「冷めたな…」
それは…そうなるやつ!笑
☕ママ友との“夫あるある”で大盛り上がり
この話をママ友にしたら、爆笑の嵐でした。
「うちも!ご飯まったく食べないのなんで!?って思う〜!」
「“今は子ども優先だから”とか言うけど、いやいや、どっちもできるでしょ!?って笑」
買い物の話も飛び出して、
「“牛乳買ってきたよ〜!”って帰ってきたから、バナナもお願いしてたよね?って聞いたら」
「『あ、忘れてた!』って言われて、えぇぇぇ…笑」
そして極めつけが、砂場エピソード。
「この前、公園でうちの旦那が砂場で本気でトンネル掘っててさ…」
「“え、工事現場かな?”ってレベルで真剣だった。笑」
「子どもより没頭してるの、もはや尊敬するレベル」
📗参考にしたのはこの本
『話を聞かない男、地図が読めない女』
アラン&バーバラ・ピーズ著
この本、笑いながら読めるけどめちゃくちゃ納得します。
男女の脳の違いについて、「あるある~」の嵐でした!日読んだ本に、ヒントがあった
「男女の脳は、そもそも構造が違う」
🧠男女の脳の“ちがい”は、優劣じゃなく“特性”
▷ 男性脳(シングルタスク型)
- 一つのことに集中するのが得意
- 「言われたこと」を一つずつ確実にこなす
- その場に集中している間、周囲に気づきにくい傾向がある
▷ 女性脳(マルチタスク型)
- 複数のことを同時に処理できる
- 子どもの声、タイマーの音、LINEの通知、全部“聞こえている”
- 感情や空気感もキャッチしながら動くことが自然
ただし、ここで一つ大事なこと。
女性脳にも苦手なこと、もちろんあるんです。
🗺️私は方向音痴すぎる“空間系弱者”
駐車場での定番コント。
私「たぶんこのへん…」(←真逆)
夫「え、また反対向いてる(笑)」
スマホの地図を見ても、「どっちに進んでるのか」がよくわからない。
目的地の矢印と逆に歩いてること、何度もあります。笑
「方向音痴なのに、自信満々で歩く私を見て、夫は笑ってる」
これも、女性は空間認知や距離感をつかむ力が弱めな傾向があるからだそうです。
私だけじゃないんだ、良かった…笑
知っているだけで、少し優しくなれる
男性と女性では、脳の“得意”が違うだけ。
「気づかない」「できない」は、悪意じゃなく構造の問題かもしれない。
そして、女性だって方向感覚や空間認識など、苦手なことはある。
相手にも、きっとある。
もちろん、これがすべての人に当てはまるとは限りません。
でも「男性ってこういう傾向が強いんだな」って思うだけでも、気持ちが少しラクになるんです。
私はこの話を知って、
「あ〜だからか!」って納得できることがたくさんありました。
ママ友と話していても、
「あ、これってよくあることなんだな〜」って思えると、ちょっと笑えてきたりして。
誰かを変えようとするより、
自分がラクになる“見方”を持つだけで、すれ違いがぐっと減る。
そんなふうに思えた、小さなきっかけでした☺️
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