夫婦の価値観の違いに悩んだ私が、自己理解で見えてきたこと
【結論】
夫婦でも、価値観は違って当たり前。
大事なのは、“わかり合うこと”じゃなくて、
“自分をわかっておくこと”でした。
夫婦なのに、なんでこうも違うんだろう?
一緒に暮らせば、自然と価値観も合っていく。
そう思っていたけど、現実はそううまくはいかなくて。
私は「思いついたら即行動」タイプ。
彼は「まずじっくり考えたい」タイプ。
テンポ感が違いすぎて、
「え、まだそれ考えてるの?」
「もう始めちゃえばいいのに!」と思うこともあって…
正直、「なんで分かってくれないの?」って思っていた時期もありました。
自己理解で見えた「私ってこういう人なんだ」
自己理解ワークで自分に質問をひたすら書きました。
ノートに自分の気持ちを綴っていくうちに、
少しずつ「自分が大事にしていること」に気づいていきました。
私はどうやら、
好奇心が強くて、新しいことにワクワクするタイプみたいです。
「え、みんなそうじゃないの?」って思ってたけど、
実はこれ、自分にとってとても大切な価値観でした。
料理をしてる時、私は“新しい味の冒険中”です。笑
この“好奇心タイプ”がいちばん日常で出ているのが、料理。
毎日レシピが決まっていることはほぼなくて、
冷蔵庫をのぞいて「何作ろうかな〜?」と検索スタート。
時短レシピの文字を見つけたら、「これだ!」とノリで即決。
作ったことがない料理でも、とりあえずやってみます。
「こんな味つけアリなんや!」
「意外といける!」という発見が、もう楽しくて。
気づけば料理じゃなくて、日々の実験タイムになっていました。笑
一方の旦那は、安心の“定番セット”
そんなある日、旦那に言われたんです。
「毎回違う料理作ろうとしてるけど、疲れないの?」
……え?
むしろそれが楽しいんですけど!?笑

でも思い返してみたら、彼が作るのはいつも同じ。
唐揚げ、ハンバーグ、オムライス。
しかも、味もいつも一緒。
彼にとっては、
「おいしいってわかってるものを丁寧に作る」ことが心地いいんだなって、
そのとき初めて気づきました。
よく考えたら、どっちが正しいわけじゃない
私は、新しい味との出会いにワクワクするタイプ。
彼は、おいしいってわかってる定番を安心して楽しむタイプ。
ただそれだけの“違い”。
どちらも、その人らしさが表れているだけでした。
でも、もし自分の価値観しか見えてなかったら——
「また唐揚げ!?たまには変化つけてよ〜」
って思ってたかもしれません。笑
自分の“当たり前”に気づくと、優しくなれる
「私は新しさに反応しやすい人なんだ」と気づいてからは、
旦那のやり方にも余裕をもって見られるようになりました。
「あ、今じっくり考えてるんだな」
「彼にとっては“安定”と“丁寧さ”が心地いいんだな」
そう思えるだけで、イライラはぐっと減ったんです。
つまり、
相手を理解するには、まず自分を理解することが大切だったんですね。
価値観が違っても、うまくいく
夫婦って、価値観がぴったり合う必要はない。
むしろ違っているからこそ、
学べることや、補い合えることがたくさんある。
大事なのは、
「なんでこうなの?」と相手を見る前に、
「私はどうしたい?」
「私は何が心地いい?」
と自分に聞いてみること。
それがわかると、相手の“違い”にも優しくなれます。
“わかり合おうとしすぎない”ことで、気持ちがラクに
今でもすべてがスムーズなわけじゃないけれど、
「わかり合わなきゃ」と無理に思わなくなったことで、
私の心はずいぶん軽くなりました。
夫婦なのに違う。
でも、それでいい。
違いに気づいたときこそ、
自分の“らしさ”を知るチャンスだったのかもしれません。
読んでくださってありがとうございます。
もし今、
パートナーとの価値観の違いにモヤモヤしている方がいたら——
まずは、自分の“当たり前”って何だろう?と
そっと問いかけてみてください。
それって案外、自分でもよくわかっていなかったりします。
でも、それに気づけたとき——
目の前の世界が、少しだけやさしく見えるかもしれません☺️
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