「副業で、まさかの夫婦関係ピンチ!?」
「夫婦で副業できたら、素敵だな」
そんなふうに軽やかに思っていた、過去の私へ。
実際には、価値観のズレ、時間の使い方の違い、
生活リズムの乱れ――
気づけば、優しさも余裕もすり減っていき、
夫婦関係にヒビが入りかけていました。
でも、あの日の話し合いをきっかけに、
私たちの空気が、少しずつ変わり始めたんです。
この記事では、副業がきっかけで衝突した夫婦関係を、
立て直すことができた「3つの話し合いのポイント」を、体験をもとにお届けします。
副業を始めたら、思わぬすれ違いが増えた
結婚して5年。
ケンカも少なく、穏やかな関係でした。
「夫婦で副業を始めたら、もっと楽しくなるかも♪」
そんなキラキラ妄想を抱いて始めた副業。笑
でも、現実は――
「え、え?なんでこんなに揉めてるん?」状態に。
こんなこと、あなたのパートナーシップでも
起きていませんか?
→「もしそうなら、“感情の交通整理”してみるのがおすすめです。」
成果が出ない焦りと、家の中の変化
副業を始めたものの、すぐに成果は出ませんでした。
利益はゼロ。家はカオス。私はピリピリ。
夜は作業、朝は片付け、洗濯物はどこかの山に埋もれ…
生活リズムは完全に崩壊。
「なんで私ばっかり現実見てるんだろう?」
「私がブレーキ役ばっかり…なんか損してない?」
夫婦でひとつの夢を追ってるはずなのに、
私はなんだか、現実という名の管理職…。
夫の熱中と、私の不安
夫は、これまで見たことのないくらい夢中になっていました。
もう、目がキラキラ。まるで少年。
私:「あの…家の中崩壊してますが…」
「私は何を大事にしたかったんだっけ?」
同じ副業をやっているはずなのに、
見ている未来が少しずつズレていったのを感じていました。
“夢中になる力”はすごいと思う。
でも、こっちも暮らしてるのよ、って話。
言えなかった本音があふれた日
ある日、ついに言ってしまいました。
「頑張ってるのはわかるけど、結果出てないじゃん!」
「お金の管理も、ちょっと心配だよ…」
すると、まさかの夫、ぽろっと涙。
出会って10年以上、初めて見る“男泣き”でした。
(正直、びっくりして言葉出ませんでした…)
話し合って気づいた
「始める前に決めておきたい3つのこと」
その夜、ようやく静かに話しました。
喧嘩じゃなくて、ほんとに「話し合い」。
お互い、悪気があったわけではない。
ただ、すれ違ってただけ。
そのときに気づいたのが、
「これ、最初に決めておけばよかった…!」という3つのポイントです。
① 時間と優先順位のバランスを決める
- 副業の時間はいつ?どれくらい?
- 家族との時間をどう確保する?
→生活リズムや“集中ゾーン”を共有しておくだけで、
心の負担が減ります。
② お金の使い方と判断基準を共有する
- 初期投資はいくらまで?
- いつまでにどのくらい稼ぎたい?
- 続けるorやめるラインはどこ?
特に注意したいのが、
「自由に使っていいお金の感覚のズレ」です。
家計を一緒に管理しているなら、
ここは必ず話し合っておくのがおすすめです。
③ 副業に求めるものを話し合う
- 稼ぎたい?やりがいを感じたい?将来の準備?
→どちらが正しいではなく、
「違いを知る」だけでも心がラクになります。
私たちのように夫婦でチャレンジする場合、
始めてからでもいいので、
副業に何を求めているのかは
絶対に話したほうがいいです。
“何のためにやっているのか”が見えないままだと、
ぶつかりやすくなります。
一度話してみるだけで、安心感が全然違います。
話せるようになったことが、いちばんの変化
あの夜を境に、私たちは少しずつ変わっていきました。
「同じ方向を見ていなくても、
尊重することはできる」
それに気づけたことで、
夫婦の会話に“余白”が戻ってきた気がします。
「副業やめてって言われたら離婚かも」
数日後、夫がふとこんなことを言いました。
👨🦱「副業やめてって言われたら、たぶん離婚も考えてたかも」
私:「…笑ってるけど、割と本気だったでしょ、それ?」
あのとき話してなかったら、
たぶん本当にズレっぱなしだったかもしれません。
まとめ|ぶつかっても、近づける関係へ
夫婦で副業を始めるって、
意外と“夫婦の総合力”が試されるイベント。
でも、大丈夫。
ぶつかったっていい。
話せたら、それで一歩進める。
小さなすれ違いの積み重ねが、
やがて大きな絆のきっかけにもなる。
今日できる、たったひとつの行動は?
☕️「1日どれくらい副業の時間に使いたい?」
もし、会社以外の時間を全部副業に使いたいって言われたとしても、
「その中で、私たちがうまくやるためにできることは?」
そう問いかけてみてください。
副業に夢中になることは、悪いことじゃない。
むしろ、すごく素敵なこと。
だからこそ、その気持ちを尊重しつつ、
夫婦として何ができるかを考える。
お互いが、お互いのことを
“ちょっとだけでも理解しようとする”。
それだけで、空気がふっと変わるかもしれません。
コメント