高校生の頃、私の人生を変えた言葉があります。
それは、ドラマ「プロポーズ大作戦」の中で耳にした一言でした。
当時、私はダンス部に所属していましたが、
人前に立つことが苦手で、いつも周りの目を気にしてばかり。
「自分の気持ちを表現できないまま、やりたいことを先延ばしにしていた」そんな自分がいました。
高校生の私と「プロポーズ大作戦」
高校生のある日、部活が終わり家でくつろぎながら見ていた「プロポーズ大作戦」。
その中で聞いた言葉が、私の心に強く響きました。
「明日やろうは馬鹿野郎」
「やりたいことを先延ばしにするのは、自分に言い訳をしているだけだ」
そんなメッセージを含んだセリフに、私はハッとしました。
「いつかやろう」「また今度にしよう」と言い続けていた自分。
その言葉が私に、「今のままでは何も変わらない」と気づかせてくれたのです。
リーダーに立候補する前の葛藤
その気づきのあと、私はダンス部でずっと迷っていた企画リーダーに立候補することを決めました。
でも、決めた瞬間から心臓がドキドキして、頭の中で「無理だよ」という声が何度も響きました。
名前を書く紙を前に、「やっぱりやめよう」「いや、やっぱりやろう」と何度も書いては消すことを繰り返したことを今でも鮮明に覚えています。
最終的に、「先延ばしにしてもきっとやらない」と思い直し、勇気を振り絞って紙を先生に渡しました。
挑戦が私を変えた瞬間
リーダーとして迎えた最初の会議の日。
みんなの前で話そうとすると、声が震えてうまく出ませんでした。
でも、自分の考えを言葉にして伝えた瞬間、「やりたいことを口にする気持ちよさ」を初めて知りました。
その瞬間、小さな成功体験が私を大きく変えてくれたのです。
「いつかやろう」は「今」に変えるべき
「プロポーズ大作戦」では、主人公が何度も過去に戻ってやり直そうとします。
私も、「もし過去に戻れたら…」と思うことがありました。
でも、ドラマはこう教えてくれました。
「何度過去に戻っても、変えられるのは『今』だけ」だと。
その言葉を通して、未来を変えるには今動くしかないと気づきました。
「いつかやろう」「また今度」は、結局やらないことと同じ。
それを知ったとき、自分がどれだけ先延ばしにしてきたかがわかったのです。
今の私と未来の自分に問いかける
高校生のとき、このドラマを見て行動することの大切さを学びました。
そして今、大人になり子育てをしながら改めて感じます。
仕事をしているから、子育てが忙しいから、時間がないから…
そんな理由でやりたいことを先延ばしにしていた私。
でも、「未来を変えたいなら今動こう」という言葉を胸に、
少しずつでも行動することが自分を成長させる唯一の方法だとわかったのです。
メッセージ
あなたにも、“いつかやろう”と思っていることはありませんか？
未来の自分が今のあなたに話しかけるとしたら、こう言うかもしれません。
「今をどう過ごすかで未来が変わるよ」と。
どんなに小さな一歩でもいい。
その一歩が、未来の自分を変えるきっかけになるはずです。
「明日やろうは馬鹿野郎」
この言葉を胸に、あなたも「今」を大切に生きてみませんか？
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