私はずっと、軸がぶれない人ってかっこいいなと思っていました。
一本筋が通ってて、どっしりしてて、ちょっとやそっとじゃ揺らがない。
「自分の軸があります!」って堂々と言える人に憧れていました。
だから私も、自分の軸を見つけようと思って自己理解を始めました。
ノートに書いて、価値観を整理して、自分とたくさん向き合って。
「だいぶわかってきた…」と思えるくらい、
以前よりずっと自分のことを理解できるようになった気がします。
……が、ぶれます。
めちゃくちゃ、ぶれます。笑
「これをやりたい!」と思っていたのに、
“世の中的にはこうした方がうまくいくらしい”と聞いた瞬間、
「なるほど、そっちの方が正解かも!」と風のように方向転換。
(もはや“風の時代”じゃなくて“流される時代”を代表してる気がします。笑)
でも最近思うんです。
それってダメなことじゃない。
大事なのは、どこからその行動が生まれているか。
「これをやりたい」っていう内側の声からなのか。
「これが正解っぽい」っていう外の情報からなのか。
インスタが悪いわけでも、流行にのるのがいけないわけでもない。
ただ、最初の一歩が“私の気持ち”からかどうかが、いちばん大事なんです。
私はこれまで、外の正解に反応しまくってきました。
でも、ぶれまくったおかげで、ようやく気づいたことがあります。
自分軸って、ブレないことじゃなくて、
ブレたときに自分をちゃんと見てあげる力なんだ。
ぶれない人は、「自分の軸ってなんだろう」なんて考えないかもしれない。
でも、ぶれるからこそ見える景色がある。
迷うからこそ、深く理解できる自分がいる。
最近、よく自分にこう聞くようになりました。
「ねぇ、本当はどうしたい?」
この質問をすると、心の奥から小さな声が返ってきます。
「本当は少し休みたい」
「やってみたいけど怖い」
「もうやりがいないことで働きたくない」
その声って、ほんとに小さい。
でも、いちばん本当で、いちばん誤魔化せない。
外の正解探しに降参して、
自分の気持ちを信じてみよう。
その声を拾ってあげられるのは、私しかいないから。
まだまだ軸はぶれるし、
きっとこれからも何度も迷うんだろうな。
でも、ぶれながらで大丈夫!!
自分とちゃんと話して、向き合っていこう。
そのプロセスをまるごと楽しみながら、
私はこれからも発信していきます。


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